『絵画馬の肖像画』はセカイモンでf43388388798から出品され、80の入札を集めて 今までに、35000.00円で落札されました。即決価格は35000.00円でした。決済方法はに対応。京都府からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。
00963 絵画:馬の肖像画 在銘「卓俊」 ※「青森県営競馬」優勝記念の肉筆額
<サイズ>
□ 額:(約) H:48.0cm/W:62.0cm/D: 2.8cm
<作品の紹介> ※伝来・口上
□ 昭和24年「第二回青森県営競馬」の勝馬(浪岡産駒)【キクゾノ號】の肉筆額です。
□ 画用紙に「墨彩」:「卓俊」落款があります。
<作品説明>
〇 明治末期から昭和初期にかけて、宿と食事の代わりに農家が飼う馬を描く「放浪絵師」らがいました。その1人の作品、在銘「卓俊」です。
△ 画用紙に「墨彩」で描かれており画用紙の劣化、また経年による「ヤケ」「シミ」「汚れ」があります。
× 75年以上前のもので「額縁」も古く、裏面の板が大きく「歪んで」います。「ホコリ」「汚れ」があります。
×「額」と「画」は「サイズ」が一致しておりません。また「画」は固定されておりません。
×「箱」等の付属品はありません。
<作品への思い>
■ 競馬の作品が目当てで蒐集など始めましたが「日本の馬文化」は裾野が狭く、探しに捜しまくって行きついた1つがこちらの「放浪絵師」でした。いわゆる“どこの馬の骨”とも分からない居候なのですが、飼育馬の絵を当時の農家の方々は大変喜ばれたそうです。^_^
■ 「放浪絵師」らは北海道や東北の農家を主とし、宿と食事の代わりに農家が飼う馬を描く放浪の旅に明け暮れたといいます。独学ながらその絵は飼い主が驚くほど愛馬に似ており、評判を聞いて絵を依頼する人は少なくなく、各地に作品が残っています。 “山下清の農家限定版”とでも称するべきでしょうか。
■ いずれも「水墨」と「木炭」によるモノクローム作品で、毛並みの艶や硬さ、斑紋、ポーズや表情の違いによって馬の個性を表しています。
■ こちらの作品は「青森県営競馬」の副賞になるくらいですから「卓俊」という絵師は皆に好かれ認められていたのでしょう。“首差し”や“背”の流れ、“胸前“に”トモ“の張り具合、そして各関節の作りなど、馬の動きをよく観察し理解していることが伺えます。「日本の馬文化」の多くが、動きの感じられない見た目だけソックリな作品ばかりに映るのは私だけでしょうか??
■ 当時の競走馬も今に負けないくらいの体形を維持していたことが知れる価値の高い資料です。「競馬」における「民俗学」、お好きな方に引き継いで頂けたら嬉しいです。
カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##絵画
Update Time:2025-06-17 10:55:03